【075】①退去費用をふっかけられた! ②蔓延する謝らない謝罪

ポッドキャストEP
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賃貸住宅から退去する際に、完全に元の状態に戻す必要はありません。国土交通省が退去費用・原状回復に関するガイドラインを出しています。経年変化は大家さんが自分で治す部分です。

宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第75回エピソードです。

本編:退去費用をふっかけられた!

体験記の筆者は、退去費用を30万円請求されてしまい、困惑します。しかしその後、弁護士に相談するという一文をメールしたところ、8万円まで減額されるという経験をしています。退去する入居者とはお別れなので、ふっかけてやろうという不動産屋の悪意を感じます。

入居者が負う原状回復義務は、入居者の故意による過失の補修費用のみであり、自然損耗による建物価値の減少分の回復は大家の負担です。

記事では器用な人なら自分で補修するのも一つの手であると提案されています。

おまけ:蔓延する謝らない謝罪

「誤解を与えたのであれば申し訳ない」という謝罪が蔓延しています。

「謝らない謝罪」とは形式は謝罪の形だが、原因に対する責任や公開を認めていない声明です。

アメリカでは、多くの州で「アイムソーリールール」が制定されています。例えば交通事故でぶつけた側が謝罪しても、裁判の参考にはならないというルールです。

アイムソーリーの一言も言えない社会は、社会の理想とはかけ離れていると考えた州上院議員が働きかけて立法しました。

HPにお越しいただきありがとうございました。

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収録日:2021年9月18日