木が登記出来たり、飛行機や船舶が不動産になるなんて余計に混乱します。
宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第6回エピソードです。
マクラ:うっせぇわ
大人気の楽曲
歌唱のAdoは発売時点で現役の高校生
配信のみのリリースで大人気の【うっせぇわ】です。
ユーチューブの再生回数が歴代7位の速さで1億回を突破しました。【うっせぇわ】って小さい【ぇ】が入るんですね、ローマ字入力がやりにくい、とか言ったら「うっせぇわ」って怒られるでしょうか、そのうち予測変換候補に出そうです
うっせぇわを倒せる昭和の楽曲三選
昭和にもキャッチーで衝撃的な曲は数多くあります。うっせぇわを倒せる昭和の楽曲を集めてみました。80年代から厳選した三曲です。
浜田省吾、「MONEY」
お金を歌っています。直接的です。純白のメルセデスです。ベンツです。最高の女とベッドでドン・ペリニヨンです。
長渕剛「ろくなもんじゃねえ」
お前はろくなやつじゃないと突き放します。冷たいですね。
シブがき隊「スシ食いねエ!」
突き放したと見せて寿司を勧めます。お腹が空いているとうっせえわとか言いたくなりますから。とにかく食べて話し合いたいものです。
本編:不動産とは何か
不動産とは
土地とその定着物ー民法
「不動産の仕組みがわかる本」を参考にしました。民法では不動産の定義は「土地とその定着物」とされています。「定着物」はほぼ建物です。門や塀も不動産になりますが、生け垣は不動産にはなりません。
建物にならないもの
犬小屋は土地に定着していないので不動産にはなりません。車庫は建物になりますが、物置は自治体によって考えが変わるようです。
定着物には建物、立木、橋、石垣などがあたる
不動産とは、民法で規定する「不動産」は、土地および土地に定着している物をいう(86条1項)。それ以外は「動産」という。
SUUMO
定着物には、建物、立木、橋、石垣などがあたる。
建物および立木法による登記された樹木は、土地とは別個の不動産とみなされる。
樹木も登記でき場合があります。樹木の登記に関しては立木ニ関スル法律(りゅうぼくにかんするほうりつ、明治42年法律第22号)に立木を不動産として扱うことを定めています。
立木ニ関スル法律
立木ニ関スル法律は立木法ともいいます。立木を不動産として扱うことを定めていて、所有権保存の登記を受けた立木は土地と分離して譲渡したり、その樹木だけに抵当権を設定することも出来ます。この法律を利用して、立ち木トラストと言われる運動が行われることがあります。
不動産と動産の違い
動かすことができるか
家や土地を表す不動産という言葉はよく聞きますが、動産という言葉もあります。この不動産と動産にはどのような違いがあるのでしょうか。大きな違いは動かくことができるかです。動かすことの出来ない財産のことを不動産といいます。民法86条では「土地及びその定着物は、不動産とする」としています。
動かすことのできる財産は動産
一方の動かすことのできる財産は動産となります。同じく民法86条で「不動産以外のものは、全て動産とする」とされています。お金も動産になります。ただしお金を銀行に預けると動産にはなりません。債権となります。
動く不動産もある
飛行機や船舶は不動産として扱う事がある
飛行機や船舶などは、自由に動かすことが容易ではなく、価値が不動産に匹敵することから不動産として扱われる場合があります。その他にも漁業権や採掘権も不動産として取引されます。一方キャンピングカーやトレーラーハウスは動産として扱われます。
収録日:2021年2月6日
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