色々とスキャンダラスに扱われることの多い晴海フラッグを取り上げました。コロナ専用の病院にしようという声もありました。
万が一東京オリンピックが中止になったら資産価値は無くなってしまうのでしょうか。東京オリンピックの選手村跡地(東京都中央区晴海)に作られる予定のマンション群が晴海フラッグです。
宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第23回エピソードです。
マクラ:QBハウス良いよね
美容院で2時間位かけて自分に磨きをかけるのは素敵です。他方で10分、1200円で散髪が出来てしまうなんてのもすごいです。どういう仕組でそんな短時間低価格を実現するのでしょうか。
理論化で時間短縮
本当に10分
QBハウスはヘアカットを理論化して、時間を短縮しています。その上質は落としていません。いしはらは利用しています。本当に10分程度で終わります。昼休み等に散髪を済ませられるというのは便利です。スタイリストさんは黙々とカットを進めてくれて、話しかけてくることも無いため、会話をする必要もありません。
洗髪やひげ剃りは無い
QBハウスと普通の散髪屋さんとの大きな違いは2つあります。一つが洗髪が無いということです。普通の散髪屋さんなら各席に備え付けられる洗髪台も有りませんのでオプションで洗髪というのも有りません。切り終わった髪の毛は掃除機のようなもので吸い取ります。髭剃りも有りません。ひげはどうせ毎日剃るので、省いてもらって構わない部分です。
切る人は毎回違う
ほかの違いとして、スタイリストさんを指名できないこともあります。そのため切る前に細かくイメージを伝える必要があります。ここさえ押さえておけば、毎回スタイリストさんは違っても、仕上がりは大体同じになります。店が違っても仕上がりは大体同じになります。ショッピングモールの中に出店していたりするので、家族の買い物に付き合ったついでに散髪に行く、なんて利用方法もありです。指名が無いことで店としても効率よくお客をさばくことができて、低料金を実現しています。
本編:晴海フラッグ
色々と物議を醸している晴海フラッグです。収録時点では東京オリンピック2020が本当に開催されるのかも分かっていません。もしもオリンピックが中止になってしまったら、晴海フラッグはどうなってしまうのでしょう。コロナの専用病棟に改造すればいいなんて意見も聞きます。晴海フラッグは東京オリンピックの選手村跡地に作られるマンション群です。
選手村とは
選手村(せんしゅむら、Olympic Village)は、オリンピック大会で選手・役員などが寝泊りする場所のことである。
ウィキペディア
1932年ロスが最初
1932年のロサンゼルスオリンピックに最初の選手村が使われました。その時は男性専用で、女性にはホテルが用意されました。1972年のミュンヘンオリンピックで選手も犠牲になったテロがありました。それを機に警備が厳重になりました。
日本にあった選手村
- 東京オリンピック 1964年夏季 現在は国立オリンピック記念青少年総合センター
- 札幌オリンピック 1972年冬季 現在はUR五輪団地
- 広島・アジア競技大会 1994年夏季 現在はひろしま西風新都
- 長野オリンピック 1998年冬季 現在は市営住宅の今井ニュータウン
予定されている選手村
- 東京オリンピック 2020年夏季 晴海フラッグ
- 名古屋アジア競技大会 2026年夏季 大会終了後は運動公園や研究施設などが検討されている
オリンピックが中止になると晴海フラッグの物件価値は?
物議を醸していた
ダイアモンドの記事によると、東京都が不動産会社に物件用地を売却しましたが、その売却価格が相場に対して安すぎるのでは無いかと物議を醸しました。単純比較はできませんが、相場の1割くらいで東京都が売却したとされています。住民監査請求が行われたあと、東京都が提訴されるという事態になっています。長期化が予想されます。
延期で解約
第一期分譲の940戸が2019年7月に販売されましたが、オリパラが延期になったことで、購入者は契約解除が可能となりました。手付金も戻る解除で手付金は全額返却となりました。一方で業者からの手付倍返しも有りません。現状では今後の分譲予定なども未定です。
レガシーと生活
オリンピックが中止になれば、オリンピックレガシーは失われますが、それよりも物件の立地や建物、周辺環境のほうが購入の際に大事なポイントになるのではないかと記事の作者は書いています。確かにオリンピックがあろうとなかろうと、その後何年も暮らすことになる住まいです。オリンピックレガシーの有無は大きな問題では無いのかもしれないと納得できます。
ネガティブニュースで人気上昇
記事が消される
「晴海フラッグはもう詰んでいる」というタイトルの記事が削除されました。理由の説明等が無いため様々な憶測を呼んでいます。おそらくマンション購入者からのクレーム殺到が原因では無いかとこの記事では解説しています。
知名度が上がっている
同じ記事では晴海フラッグがニュースになるたびに知名度が上がって、エリアのランドマーク物件になっているとも述べています。晴海フラッグという名称はメディアで度々目にします。都内にマンションの購入を考えている人なら、一度は晴海フラッグも調べてみる機会になるきっかけになります。
晴海フラッグは買いなのか
二度とお目にかかれないレベルで単価は安い
物件の坪単価で見ると二度とお目にかかれないレベルで安いです。ただし、面積が広いので総額はかなり高くなるとされています。建物の作りもパラリンピアンに対応したものになっているため余裕があります。
眺望が良い
晴海フラッグはその名の通り、東京都中央区晴海に位置します。多くの部屋からはレインボーブリッジや豊洲市場が眺められます。いしはらは田舎者なのでジェラシーを感じますね。
価格は安いが、代償も
物件価格は安いが、代償もあります。最寄りの駅は勝どき駅ですが、一番遠い物件だと徒歩で20分以上かかります。また、バスには期待できない、維持費が高い、といったデメリットが挙げられます。これらを飲み込めるなら、晴海フラッグはお得で買いです。
補足:アルコーブ
玄関前スペース
アルコーブはマンションの各住戸の玄関前スペースです。廊下にいきなりドアが面しているより、すこし凹んだところにドアが有る物件があります。その凹んだところがアルコーブです。確かにここが広いとゆとりを感じます。
おしまい
HPにお越しいただきありがとうございました。
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収録日2021年3月13日