実務経験が2年未満の方が、試験に合格してから1年を超えて宅建士証を交付するためには、費用が合計で79,500円かかります。
更には宅建士証は5年に一度更新する必要があり、そのために15,500円かかります。宅建士証の発行や維持には結構費用がかかります。他の士業も見てみましょう。
宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第40回エピソードです。
マクラ:悪質な訪問販売

悪質な訪問販売は違法です。特定商取引法で規制されています。訪問販売には自宅に訪れるもの以外にも該当するものがあります。
- 一般的な訪問販売
- キャッチセールス
- アポイントメントセールス
- 催眠商法
これらは訪問販売に該当します。
訪問販売では、一部の対象外をのぞいて原則全ての商品役務が規制の対象です。
宅建士の資格維持費用
宅建士の受験から宅建士証の交付、更新などに費用がかかります。
必要な手続きと費用
受験料 7,000円
受験料は7,000円です。
登録実務講習 20,000円程度
実務経験が2年未満の方は20,000程度の登録実務講習を受講することで資格登録ができます。
資格登録 37,000円
都道府県への登録は37,000円必要です。
取引士証交付 4,500円
取引士証の交付申請手数料は4,500円です
法定講習 11,000円
試験合格後1年を経過して交付申請するためには法定講習を受講する必要があります。
更新手数料 15,500円
宅建士証は5年に1度更新をする必要があります。
以上合計が79,500円+更新15,500円です。高いという印象でしょうか。それとも一生使える資格なら高くないでしょうか。
他の士業
他の士業も宅建士以上に費用がかかります。金額は参考です。初年度の会費等も含みます。
- 税理士 225,000円
- 公認会計士 242,000円
- 行政書士 276,000円
- 社労士 206,000円
ご夫婦で宅建士証交付
夫婦で取引士証交付をされた方のブログです。お二人の宅建士証の写真を掲載されています。当然費用は二人分かかります。
お二人で合計137,000円かかったそうです。しかも宅建士証の安っぽさに少しお怒りです。
おわり
宅建士の資格維持費用を取り上げました。宅建士の試験に合格すれば、登録や宅建士証の交付を受けなくても、合格自体は一生有効です。
しかし、宅建士の試験に合格したら、宅建士証を手にしたいというのが人情です。
HPにお越しいただきありがとうございました。
ただのいいねボタンのプッシュ、皆様からのお便りをお待ちしています。
収録日:2021年5月8日