土地や建物の表示登記は土地家屋調査士の独占業務です。
土地家屋調査士は、土地や建物の測量を行い、それを登記します。フィールドワークからデスクワークまでこなす、スペシャリストです。
宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第41回エピソードです。
マクラ:なぜTVはわざとらしい笑い声を入れるのか
コントロールされている
お笑い番組を見ていると、わざとらしい笑い声が入っていることに気づきます。
あの笑い声で、視聴者は番組を面白いと感じる効果があります。
社会的証明の原理と呼ばれ、多くの他人が取っている行動が正しいと判断してしまいます。
本編:土地家屋調査士
土地家屋調査士とは
土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記のための調査や測量を行い、登記の手続きも代行します。その他にも登記に関する審査請求の代理や、筆界特定の代理も行います。
土地家屋調査士の将来性
土地家屋調査士は独立開業型の資格です。受注する仕事量で収入も増減します。コンピューターによる電子登記の導入が平成16年から行われており、変革期の今が新規参入のチャンスです。
土地家屋調査士のメリット
土地家屋調査士のメリットは大きく3つあります。
①土地家屋調査士は独占業務のため独立が可能です。
②フィールドワークとデスクワークのバランスが取れています。
③基本的に転勤や移動がありません。
土地家屋調査士試験
土地家屋調査士は毎年4,000人あまりが受験し、合格者は400人程度です。計算や作図が必要で、民法も初学者には鬼門です。
開業に必要な機材やソフト
土地家屋調査士の開業には専門的なソフトや機材が多く必要です。この記事でも合計すると500万円以上になります。開業資金には補助金や日本政策金融公庫の利用が勧められています。
おわり
不動産の仕事では、しばしば土地家屋調査士のお世話になります。
土地家屋調査士試験では民法が求められます。宅建試験でも民法は勉強します。宅建に合格して、次を考えている方はぜひ候補の一つに入れてください。
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収録日:2021年5月8日