【060】①住宅地図とゼンリン ②虚構記事

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不動産業や宅配業には欠かせないものの一つに住宅地図が挙げられます。普段から何気なく使ってる住宅地図ですが、世界的には珍しい存在で、一軒一軒が表示された地図は日本特有のものです。

宅地建物や不動産等にまつわるポッドキャスト番組たくだん第60回エピソードです。

本編:住宅地図とゼンリン

世界的に見て例外的な存在

民間事業者による住宅地図などの大縮尺地図は世界的には例外的な存在です。日本では不動産業や宅配業の他にも、交番で使われたり、ハザードマップに使われたり、地理情報システムに使われています。

観光小冊子がはじまり

株式会社ゼンリンは住宅地図等の販売を行う日本の企業です。観光客向けの小冊子の付録の地図の評判が良かったことから、地図の作成に力を入れました。1980年に全都道府県の住宅地図の販売を開始しました。全国展開するのはゼンリンが唯一となっています。

デジタルデータを販売

ゼンリンは1984年から地図のデジタル化を行いました。現在冊子版の住宅地図の売上は縮小が続いていますが、月額課金によるサブスクリプション型のBtoBビジネスが増益を支えています。

同じところを間違えている

ゼンリンは地図の表記ミスを他社が同じ箇所を表記ミスをしていることから、無断複製を裁判で訴えました。

オマケ:虚構記事

辞書や百科事典等に故意に混入されている虚構の記事や項目を虚構記事と言います。魁男塾で度々登場する「民明書房」の解説も虚構記事の一種です。

おわり

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収録日:2021年7月11日

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