【200】①東京のど真ん中の40億円の一等地が開発を免れていた恐ろしい理由　②日本三大怨霊のおさらい

今年2月、東京・大手町一丁目の大規模再開発「Otemachi One」が竣工した。だが、上空からみると、敷地は不自然にくぼんでいる。そこにあるのが「平将門の首塚」だ。ジャーナリストで僧侶の鵜飼秀徳氏は「平将門は『日本三大怨霊』のひとり。怨霊...

10世紀初めに関東を治めた平将門の首を祀ったと言われる「将門塚」は、古くから神聖な場所とされています。塚の撤去を試みた関係者が不審死を遂げたことから、平将門の祟りだという噂が立って計画が変更になるなど、今も恐れられる平将門とはどんな人物だっ...

京阪電鉄「萱島駅」は巨大なクスノキと共存する駅！｜「京阪のる人、おけいはん。」のキャッチフレーズで、関西ではおなじみの京阪電鉄。その京阪本線、寝屋川市にある萱島駅には巨大なクスノキが駅の屋根を突き抜けて生えています。樹齢700年という、まる...

怨霊とは、恨みを持って人に災いをもたらす霊のことで、古代より様々な怨霊の存在が伝えられています。その中でも特に恐ろしい力を持ち、日本三大怨霊と呼ばれているのが、菅原道真、平将門、崇徳天皇で、いずれも平安時代の人物です。 　３人のうち最も有名...

「菅原道真」は平安時代中期の貴族、文章博士です。朝廷に対する謀反の疑いにより「大宰府」へ左遷されてしまい、無念のうちに逝去。その後、都で多くの要人が亡くなったために、人々は菅原道真の祟りだと恐れ「天神様」として祀られました。現在では学問の神...

75代「崇徳天皇」は譲位して「崇徳上皇」となりますが、院政を敷くことができず、争いに敗れて讃岐国に流罪となります。そして最期は、天皇家を呪いながら憤死。その後、崇徳上皇の霊を慰めるために院号として「崇徳院」が贈られました。